人の成長には段階があると言われています。エリクソンは人生を8段階に分けました。現代でもあてはまることが多いので子どもの成長を考えるなら、知っておかなければならないことだと思います。

10代と社会をつなぐプロジェクトでは、青年期(思春期)の方への学習プログラムを提供していますが、青年期は12歳から20歳と期間が長いので前期と後期にわけ前期の方が対象となります。

青年前期(思春期)はどんな期間でしょうか。

体つきが成長していきます。異性に興味を持ちます。他者比較に敏感になります。チャム・グループギャング・グループをつくります。その反面に疎外感が生まれます。「自分とは何か」と自意識が高まります。現実には、中間・期末試験、進路というテーマが迫ってきます。人生のスタートラインへの近づきを感じています。それは心配・不安・緊張など様々な感情を抱きます。夢への現実性を問われます。妥協も迫られます。
大人になるためのトレーニング期間は、心身ともにとても忙しくて大変な時期です。

では、思春期の子どもとどう付き合うべきなのでしょうか。
続きは、次回のコラムで書きたいと思います。
お読みいただき、有難うございました。

くろ