
私たちのこと
私たちは10代の若者たちの将来を見据え
今を意味や価値ある更に有意義な日々にしたいと思い
東京都日野市で中学生を対象にした今までにはない
新しい体験学習プログラムづくりを始めました。
きっかけになったひとつの動画があります。
経団連が制作した「20XX in Society 5.0〜デジタルで創る、私たちの未来〜」です。
映像では10代の子どもたちが生きる未来の社会が描かれています。
遠隔地にいても受けられるオンライン手術、無人運転タクシーやデリバリーサービス、
多言語翻訳機、スマートグラスなどが日常に当たり前に存在する社会です。
中学生になると部活動や学習塾などが
放課後生活のメインになってきます。
部活動は多様な学びの場として教育的意義は大きいと思います。
部活動や学習塾の目的

1. 体力や技能の向上
2. 異年齢との交流
3. 人間関係の構築
4. 学習意欲向上
5. 自己肯定感、責任感、連帯感の涵養
部活動の歴史を辿ると“民主的な人間を育てる”をテーマとして戦後から学校が推奨・強要してきました。
しかしながら、現代では社会や経済の変化により中学生教育に関する課題は複雑化・多様化し、部活動だけでは解決できないことが新たな課題となっています。
また少子化の進展により部活動自体の維持が難しくなってきていたり、体罰なども大きな問題となっています。
-
学習塾(進学塾)の目的
学習塾(進学塾)の目的は受験勉強、学校の授業に追いついていくことが目的になります。
どちらもいい学校に進学することが一つの目的で、最終的にはいい会社・安泰な会社に就職するためです。
しかしながら、学歴の価値は下がっていくとも言われています。理由は少子化が大きく影響しています。少子化で売り手市場になり、大勢の中から少数を採用する旧来型の採用モデルは成り立たなくなっています。
また、学力以外にも、現代では社会に出てから必要となる”力”が多様化しています。 -
部活動の目的
部活動は戦後から、学習塾は第一次ベビーブーム世代の子どもたちが中高生になった1960年頃から始まりました。その後1970年代には進学塾がブームになります。
現代では社会や経済が大きく急速に変化していますが、中学生の放課後生活を取り巻く環境は数十年前と変わらないのです。
私たちは部活動や学習塾以外にも、子ども達が将来実社会で主体的に活躍し社会を支えていく存在になるために必要な過ごし方ができる場所やサービスが必要だと思っています。そこで、未来を見据えた放課後生活を送るための選択肢創りを始めました。 -
明るい未来を創る
少子高齢化の進行と共に、生産年齢人口がどんどん減少していきます。
急速なグローバル化、情報化、技術革新などの変化によって子供たちが将来就く職業を予測することも想像することも難しい時代において、地域社会には今こそ10代の子どもたちの生活環境を見直しながらより良いものにしていくことが必要だと思います。
子どもたちの幸せと日本社会の明るい未来のために、私たちは微力ながらも貢献したいと思っています。