2023年8月7日(月)に日野市万願寺のとうふ処三河屋さんで職業体験をさせていただきました。がちんこメンバー3名が参加をしました。

8時30分からスタートです。数日前の事前訪問で顔合わせをしていますので、すぐに体験に入ります。まず用意していただいたヘアキャップを被ります。使い捨てのヘアキャップは圧縮されているので、広げなければキャップには見えません。「え?これどうやって被るの??」とメンバー同士が顔を見合わせていると、スタッフさんが広げて被る方法を教えてくれました。いきなりの初体験です。

ユニフォームやキャップなどの仕事着を着ると大人は仕事モードに切り替わると言いますが、メンバーたちも体験モードになったようで表情が変わっていきます。

早速メンバーは3つの業務「接客」「袋詰め」「洗い場」に分かれてそれぞれを1時間ずつローテーションして体験します。ひと通り体験することで、仕事がどのように組み立てられているかを知ることができます。短時間で沢山体験できるようにと、吉野社長がご提案してくれたアイデアです。

洗い場の仕事は、豆腐づくりで使用する器具やケースを洗います。メンバーは家事の手伝いで家庭サイズの皿や鍋を洗ったことはありますが、これだけ大きなシンクで大きな器具やケースを洗うのは初めてです。小さいものは手で持って洗えますが、大きなものを持ち上げたり向きを変えるのに力が必要です。スポンジでこする作業も手首を動かすだけでは洗えません。肩から腕全体を動かして洗っていきます。洗えていない箇所がないように確認しながら作業をしていきます。自分流では上手くいかないところは、スタッフさんが丁寧にコツを教えてくれました。

次に袋詰めの仕事です。出来上がった油揚げやドーナツを透明の袋に詰めていきます。スーパーで自分が買ったものをレジ袋に入れるのとは訳が違います。商品を落としたり傷付けないように気を付けながら、キレイに詰めなければなりません。最初にスタッフさんが見せてくれたお手本ではいとも簡単に詰めていますが、実際にやってみると全然上手くいきません。「なにが違うんだ?」と考えながら入れていきます。簡単そうに見えたけどやってみたら実は簡単ではなかったことを実感します。

その2に続きます