次に接客の仕事です。接客はお客様と直接接するためメンバーも緊張します。
レジカウンターに立って「いらっしゃいませ」とお客様をお迎えします。メンバーは一度もやったことがありません。恥ずかしい気持ちもあるし、運動部の挨拶の様に大声を出すのも違うような気がするので、最初は加減をしながら声を出してみます。「あれ、お客様に聞こえてないな、、、」そう感じると次はもう少し大きな声を出してみます。お客様に反応があり「このくらいでいいのか」と感覚をつかんでいきます。お客様が会釈をしてくれる反応に嬉しさを感じます。

お客様が会計にいらっしゃったらレジスターの操作です。「油揚げを三つ」「お豆腐の絹を一つ」「卯の花ドーナツ1袋にドーナツのチョコチップ入り2袋」と、スタッフさんが丁寧に商品名を教えてくれるので間違えないようにキーを押していきます。お客様が待っていらっしゃるので自然と焦ってきます。

全て入力したら合計金額をお客様に伝え代金をレジに入金し、おつりとレシートをお渡しして商品をレジ袋に入れて「ありがとうございました」とお客様にお渡しします。するとお客様が「頑張ってね」と声をかけてくれました。他のお客様も「どこの中学校なの」「偉いわね」と声をかけてくれたり、手振りで “がんばれ” と応援してくれます。このようなお客様の優しさに触れることもファンが多い三河屋さんならではの特別な体験です。


 
 
メンバーが接客、袋詰め、洗い場の作業をひと通り体験したところで、時間は11時30分を過ぎました。まもなく体験は終了です。最後に豆腐作りの工程を吉野社長と工場長が説明をしてくれました。

時間と手間をかけて下準備された大豆を豆腐製造機に入れて加熱します。すると豆乳とおからに分離して機械から出てきます。工場長が豆乳ににがりをかき混ぜながら入れて固まっていく様子を見せてくれました。

これで本日の職業体験は終了です。
短い時間ではありましたが、たくさんの体験ができたとても充実した時間でした。
これもひとえに、飛び込み訪問で突然お願いしたにも関わらず「子どもたちのためになるならいいよ」と快諾してくださった、三河屋の皆様のお陰です。
私たちの住む地域に、こんなに地域の子ども達を大切にしてくれて成長をサポートしてくれるお豆腐屋さんがあることは、本当に有難いことです。

吉野社長とスタッフの皆様、有難うございました!
これからもよろしくお願いします!

ソフトクリームご馳走様でした!
仕事の後のソフトクリームはうまい!!