実践!買物難民プロジェクト!前編
2024.04.25
【プロジェクト概要】
ご高齢の方で食料品の購入に不便や苦労を感じている方の買い物サポートを実施する
開催日時:2024年4月4日(木)
開催場所:地域包括支援センター多摩川苑さんと高齢者さんのご自宅
《プロジェクトの目的》
1.日本が抱える社会的な課題を知る「食品アクセス問題」
2.自分たちの将来に向けて「いい体験」となる企画を考え実践する
3.実践後、感想やフィードバックをまとめてプロジェクト継続につなげる
プロジェクトのテーマは、いじめや少子高齢化、海洋プラスティックなど、18分野に及ぶ日本の社会的課題から興味があるものを選択して決めました。その後、テーマについての知識習得のため、勉強会を実施しました。テレビ番組でも取り上げられた百草団地(日野市・多摩市)の問題を例に、2,028戸あって住民の60%以上が高齢者の巨大団地内にある唯一のスーパーが赤字を理由に撤退してしまったことや、なぜ買物難民と呼ばれる人が増えてしまうのか、高度経済成長や都市部開発、団塊世代などの影響、高齢者が買い物に行けないことで、どのような悪影響があるのかを学び、深刻な問題であることを理解しました。
テーマ決めのミーティング
勉強会
実践では、地域包括支援センター多摩川苑さんに集合し、最初に支援センターの小野寺さんから地域包括支援センターの役割と買物難民についてレクチャーを受けました。併設されている高齢者デイサービスの見学もさせていただきました。
レクチャーを受ける
高齢者デイサービスの見学